2007-10-01から1ヶ月間の記事一覧

手段と目的の倒錯関係

いわゆる「本末転倒」と言われる状況に陥る時というのは、目先のことに囚われてしまっている可能性が高い。「何のために」ということを常に問い直していかないと、人間は目の前にある小さな満足を求めてしまいがちだ。例えば英語を勉強する場合、あくまで言…

いわゆる付加価値

今の会社はいわゆる「ものづくり」がメインの会社であるために、営業の立場にいる自分が提供できる価値は何か、については自問自答することが多い。業務内容もいわゆる「売込み」営業ではなくて、どちらかというと「御用聞き」的な側面がメインとなるから、…

予定も台風に飛ばされ

元々今日はとある事情で一日潰れる予定だったのだが、台風のおかげで中止となり、急遽予定が全く無いポッカリと空いた一日となった。髪を切りに行ったり昼寝をしたり本を読んだりと気ままに過ごしているうちにゆったりと時間は過ぎていった。余裕が生まれる…

まなざしはどこから

電車の中吊り広告に書かれた「失わせた世代」という言葉に目を引かれた。気づかされた、と言った方が正しいかもしれない。目にした瞬間、示唆深い言葉だと思った。日本において、バブル崩壊以降の1990年代は「失われた10年」と呼ばれている。日本が過去の清…

解の無い問題

解決すべき事柄を「問題」と定義するならば、大きく二通りあると思う。自分は便宜的に学校的問題と社会的問題と呼んでいるのだが、前者は明確な解答−例えば「1+1=2」など−があるのに対し、後者には絶対的な解答が存在しない。何らか解答として提示したとし…

当たり前のこと

何か物事につまっている時というのは、知らず知らずのうちに視野が限定されてしまっていて、打開策を見い出せなくなってしまう。そんな時は周りの人の話を聞いてみること。答えは身近なところにあったりするから。他人の目を借りることで新たな地平が開けて…

信頼と緊張と

一般的に、それぞれの立場によって生じる利害が異なるというのが組織というものだと思うが、信頼感と緊張感のバランスはどちらにも一方的に振れすぎては望ましい姿とは言えないのかもしれない。信頼感が強すぎると一歩間違えれば「なあなあ」な関係になって…

上手くコントロールすること

「月曜日」という言葉から重苦しさみたいなものを感じてしまうのは、まだ自分が未熟だからなのだろうか。個人的には、いつまでたっても好きになれそうな気はしないのだが。現実として月曜日のテンションは低くなってしまう傾向があって、いつも立ち上がりに…

捉え方一つ

最近「おもしろき ことなき世に おもしろく」という言葉の奥深さを改めて感じている。自分次第で目の前にある世界はいかようにもその姿を変える。何事も捉え方一つで良い方にも悪い方にも取ることができる。一見退屈なことでも少し考え方を変えることで、意…

トレードオフからの脱却

仕事が忙しくなると、考えや視野が狭くなる。一方で、余裕が出てくると、あれやこれやと考える。忙しい中でも大局的な視野を保つには自分のキャパシティを大きくするしかなくて、大きくするためには結局目の前にあることをこなしながら経験を得るしかない。

弛緩する雰囲気と山積する仕事

連休明けのオフィスは雰囲気がやや緩んでいるような気がする。もしかしたら自分の中でどこかで切り替えられていない部分があるから、そう思えるのかもしれない。目の間にある仕事を一つ一つ片付けていくこと。当たり前のことを当たり前にやってはじめて、長…

旅人は語る

昨日、中田英寿が久しぶりにテレビ番組に生出演しているところを見た。今の肩書きは「旅人」らしい。引退以降、1年3ヵ月の間に40カ国以上の国と地域を周っているとのこと。中継はドバイから行われていたのだが、「これまでの旅でいくらくらい使いましたか?…

三連休の誘惑

三連休の初日はダラダラしているうちに時間が過ぎていった。どうも週末に三連休が控えていると、平日若干無理をしてしまい、結果的に疲れがたまって初日の休みに反動がくる、といったパターンが多くなっているような気がする。のんびりするのも別に悪いこと…

三日坊主危機

つまり、三日坊主になりかけたわけである。見事に三日しか続かないところだった。危ない危ない。最近思うのが、つまるところ自分を突き動かすのはある種の「焦り」なのかもしれない、ということだ。今こうしている間にも、世界中のいたるところで自分よりよ…

とにかく続けること

タイトルの通り、どんなに短くてもどんなに内容が薄くても毎日何かしら書くというのが目標。慣れてくるまでは内容は二の次で、続けることをまず目指そう。今日、随分前にOB訪問で対応した学生から就職活動終了の連絡があった。内容は、別の会社に就職を決め…

折り返し地点

少し前に『カンブリア宮殿』に東大の総長が出ていて、「これからの時代、学生に身に付けて欲しいもの」といったような文脈(かどうかは正確には覚えていないが)で以下の3つを挙げていた。 「本質を捉える知」 「他者を感じる力」 「先頭に立つ勇気」 それぞれ…