開催国、決勝へ

グランド

ポルトガル対オランダという注目のカードは見事開催国のポルトガルが制し、悲願の決勝進出を果たしました。思っていたよりもオランダに元気がなく内容的にはポルトガルが終始優位にあったように思います。今日の試合に関してはフィーゴの動きが目立っていて、この大会にかける意気込みといったものが十分に伝わってくるプレーぶり。「黄金世代」と呼ばれながら代表レベルでのタイトルにはこれまで全く手が届かなかっただけに、やはり最後のチャンスを何とかものにしたいという思いが強いのでしょう。ここまできたら勝たしてあげたい、という気を多くの人に起こさせるのも彼のカリスマ性所以なのかもしれません。少なくとも僕は、フィーゴルイ・コスタに有終の美を飾って欲しいと思っています。


いやしかし、今のポルトガルを支えているのは前にも書いたとおり、マニシェコスティーニャリカルド・カルバーリョ、そしてデコのポルトラインなんですが、ほんと彼らは質が高い。もちろん活躍を続けるC・ロナウドや今大会ではあまり出番はないけれど高い能力を持っているシモン、さらにポスティガなどもいるわけで、これならば「ポスト・黄金世代」のポルトガルも十分に期待できますね。


決勝に進むもう1チームはギリシャなのかチェコなのか。いよいよクライマックスです。

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そうそう、昨日のサッカー予定表に関して1つ補足。


7月21日にU-23男子代表(オリンピック代表)の韓国戦があります。「また韓国かよ・・・」という気がしないでもないですが、本番前の大事な壮行試合なのでそこんとこは黙っておきましょう。